3月の震災で状況が一転してしまい、ひとつ、その前日の3月10日に行った『英語ハイク』のご報告をしそびれておりました…
ESUJでは根強いファンも多い『英語ハイク』のワークショップ。年1-2回程度でしか開催できないのですが、今年で8回目を迎え、宮下惠美子先生が毎回ご熱心にご指導くださっています。3月10日も国際文化会館に常連メンバー+初参加者が集い、様々な英語ハイクを鑑賞したり、皆さんの作品を講評しあったりしました。
この時、宮下先生はちょうどインドからご帰国後だったこともあり、いつものしっとりとした和服姿ではなくインドテイストでご登場!特に近代インド最高峰の詩人タゴールの詩なども多くご紹介くださいました。タゴールは詩聖としてのみならず、思想家として、また音楽・小説・戯曲など多彩な才能を開花させ活躍した人であり、アジアで初のノーベル文学賞を受賞したほか日本との縁も深くありました。そのタゴールが生まれたのは1861年5月。今年は生誕150年だそうです。
自然の猛威の前に人間の無力さを感じたり、他方では人の絆の大切さを認識したり、真の豊かさとは何かを改めて考える今日この頃、この機会にタゴールの深い精神性に触れてみるというのはいかがでしょう?
宮下先生とタゴール