5月21日(火)marunouchi café SEEKにて定例プログラムEnglish Clubを開催しました。今回のテーマは『食』。飽食の時代、そして今ではグルメで世界を魅了する日本ですが、その陰では毎日、まだ賞味期限内で食べられる食料が大量に捨てられているという「フード・ロス」の実態があります。皆さんは「フードバンク」という言葉をご存知でしょうか。今回ゲストスピーカーにお招きしたのは、捨てられる運命にある食べものを、食に困っている人々二提供するという、食の仲介役となる非営利活動を日本で最初に展開しているセカンドハーベスト・ジャパン 政策担当 セーラ・パルマーさんです。
日本の厳しい食品ラベル表示基準や、外見(野菜の形からパッケージの傷などまで)基準によっていかに多くの食料が捨てられているかという現実、日本での食に困っている人たちの心情、この活動への理解を示す食品企業の取り組みなど、実数を示してわかりやすい英語で解説くださるパルマーさんのお話はとてもインパクトがありました。参加者の皆さんの関心も高く、質問多数でした。