3月18日(日)埼玉県立伊奈学園総合高校にて第1回高校生パーラメンタリーディベート大会が開催されました。
今、高校でも英語の授業やクラブ活動でディベートが盛んになっています。
ESUJが普及に力をいれているパーラメンタリースタイルはより即興的な要素が含まれることもあり、日本の高校生にはやや”チャレンジング”な感もありましたが、徐々に取り組む先生・学校も増えてきました。その流れの中で、このたび日本高校生パーラメンタリーディベート連盟(HPDU)が主催して高校生のためのパーラメンタリースタイルとしては初の大会が開催される運びとなりました。実は昨年3月に開催が計画されていましたが、震災の影響で中止となり、今年が待望の第1回大会となりました。ESUJも後援し、沼田会長は早朝の開会式で高校生にエールを贈られて、その後も夕方の閉会式まで終日熱心にディベートを観覧されました。岡田真樹子常務理事はHPDU顧問として大会開催まで高校の先生方と一緒に準備に尽力されました。またHPDU事務局長 梁川寿美子先生をはじめ大会事務局やジャッジには日頃ESUJのディベート活動にご参加いただいたり、ご協力いただいている方々も多数いらっしゃいました。
出場校は16校44チーム!2試合行って即決勝戦ですので勝ち進むのは至難の業、2勝必須+高得点が求められます。その一方では、論題が発表されると先生による解説が行われたり、初心者向講座が同時開講されるなど、見学者も十分勉強する機会が提供されていて大変充実したプログラムでした。
見事優勝したのは京都紫野高校!市立浦和高校との対戦は5対4の大接戦でしたが、わざわざ京都から遠征したかいがありました。
因みに、決勝戦の論題は”This House Would ban fortune-Telling businesses.”(占い業を禁止する)という、大変タイムリー(?!)な、面白い論題でした。
熱心な高校生と先生方で大教室は満員御礼。真っ直ぐで明るく優秀な高校生たちの姿はとてもすがすがしく,大人も元気をもらいました!
大会の様子(写真)を含む大会結果はこちら(HPDUの大会結果サイト)をご覧ください。