少々ご無沙汰している間に季節はすっかり移り進み、ESUJも2012年度を迎えました。
皆さん、お花見は楽しまれましたか。
4月11日(水)月例プログラムRoudoku Clubを開催しました。
4月&5月で読み進めていくのは宮澤賢治の『よだかの星』(英訳は”Nighthawk’s Star”)、
醜い鳥よだかが永遠に輝く星になるまでの、ちょっとせつないお話です。
宮沢賢治の作品は過去にも『注文の多い料理店』や『オツベルと象』などを読んできましたが、
どれも会話シーンなどが豊富で、楽しく&わかりやすく、英語でも入っていきやすいと感じます。
今回はStuart Atkinさんによる翻訳で勉強していますが、Atkinさんは宮沢賢治の作品や源氏物語など
色々と翻訳出版されています。ご興味がおありの方はぜひお読みになってみてください。(→こちら)
このRoudoku Clubは日本教育大学院大学様のご厚意で会場をご提供いただいておりますが、同校は来月には神田須田町(淡路町・新御茶ノ水)へ移転されます。約1年半通った四ッ谷・麹町エリアとも今回でお別れ・・・それを惜しむかのように、帰りの四ッ谷駅周辺は土手からの桜吹雪が一面に舞っていました。
因みに、この後参加者の有志の方々は四ッ谷~皇居方面までお花見されたそうで、こちらは『雨ニモマケズ』?!…かと思いきやちょうどタイミングよくそれほどの雨にもあわず楽しまれたそうです。きっと熱心に勉強された後のご褒美ですね!
今月は日頃のdaytimeにご参加いただけない方々のために、夜にもRoudoku Clubを開催します。
4月19日(木)19:00-20:30 @ESUJ office (赤坂見附)
教材は太宰治の『葉桜と魔笛』です。
Roudoku ClubはESUJ会員のためのプログラムとさせていただいておりますが、
もしまだ会員でない方でご関心がある方があれば、若干名『体験参加』で受付けますので
事務局へお問い合わせください。 (esujofficeアットマークesuj.gr.jp )