ディベートの秋!

今日は重陽の節句、五節句の中で菊の節句といわれているそうです。
朝晩の涼しさ、日の暮れるのが早くなってきていよいよ秋の気配ですね。
ESUJにとっては秋・・・といえば、毎年恒例のディベートWEEK!
今年も英国ESUの協力を得て選抜された優秀なディベーターと特別講師で
構成される‘UK Squad’が来日し各地でさまざまなプログラムを開催いたします。

10月1日(土)&2日(日)ESUJ大学対抗英語ディベート大会
・社会人向・大学生向・高校生向 各ワークショップも開催
・UK Squadによるモデルディベート

10月3日(月)国際教養大学(秋田)<学生・社会人を対象>
10月4日(火)大阪府立大学(大阪)<学生・社会人を対象>
10月6日(木)教員向セミナー (日本教育大学院大学・東京)

ディベートの本場英国のエキスパートから学ぶ絶好の機会です。
ぜひご都合のいい機会にご来場ください。

情報はこちら↓
ESUJ’s Debate Week

ESUJ大学対抗英語ディベート大会

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社会人ディベートクラブ 夏セミナー

夏の間ご無沙汰いたしました。猛暑・節電の夏でしたが、皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。

8月27日(土)ESUJ内に独立したグループとして昨年誕生した「社会人ディベートクラブ」の夏セミナーを開催しました。このクラブには英語によるコミュニケーション能力を高めるためにディベートを勉強されたい方、ディベートへの関心をお持ちの社会人の方はどなたでもメンバー登録いただけます。
社会人ディベートクラブのご案内

今回の夏セミナーのテーマは『ディベート、ジャッジングの基本』。社会人からディベートを始められた方を対象として、ディベートを“どう見るか”を学ぶことによりジャッジングの基礎的理解を深め、ひいてはどうディベートすればよいのかを考えてみようという内容で、定員20名は満席となりました。

ディベートに精通されジャッジとしても定評のある野内光二さんに講師をお願いし基本概説や考え方のポイントを解説いただいた後に、『消費税を上げるべきかどうか』というオーソドックス(かつホット)な論題でモデルディベートを観戦。ディベーターとして協力くださったのは、武藤正紀さん、岡澤祥平さん、浜原晶子さん、山本記洋子さん。それぞれさまざまなバックグラウンドからディベートへの関心を持たれて研鑽を積んでいらっしゃいます。その後は勝敗のvoteをとり、参加者の皆さんからどのような考え方で、どちらにvoteしたかといったことを発表いただきディスカッションや講師とのQ&Aなど、熱心な&充実したセミナーとなりました。講師の野内さん、そしてクラブマネージャーの伊藤さん、大変お世話になりました。

長かったような8月も今日で終わり。明日から9月を迎えまたESUJの活動も始動です。9月末から今年も英国からスーパーディベートチーム(!!)’UK Squad’が来日して各地でセミナーやモデルディベートなども開催いたします。
後期の活動にもぜひ皆様のご参加をお待ちしております。

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夏季休業のお知らせ

8月10日(水)より21日(日)まで夏季休業とさせていただきます。
よろしくご理解のほどお願い申し上げます。

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ESU International Public Speaking Contest 2011

今日から8月、本当に時間のたつのは早いです。
話は少々遡りますが、今日は英国のESUで開催されたInternational Public Speaking Comtestについてご紹介したいと思います。
この大会は16歳~20歳を対象にしたスピーチの世界大会で、英国のESUが毎年開催しています。
計5日間のプログラム期間中にはスピーチ大会(予選・本選)以外にも数々のワークショップや演劇鑑賞などのソーシャルアクティビティも含まれ、世界各国から集まる同世代の人たちとさまざまな経験を通じて交友を深めることを目的とした総合的なプログラムです。
スピーチ大会では準備した原稿を発表するのではなく質疑応答も行われることや、様々なワークショップなどで積極的に貢献することも期待されるので、出場には各国内のスピーチ大会で優秀な実績があることなどが求められます。
今年、ESUJではの増尾さんを派遣することを決定しました。
増尾さんはかつて高円宮杯全日本中学校英語弁論大会で活躍され、現在はこの大会の運営(JNSA基金)にも尽力されています。
5月23日~27日までの今年の大会には世界50カ国82人の各国代表が参加しました。

2011年5月23日~27日までの計5日間英国、ロンドンで行われた、English Speaking Union(以下、ESU)主催、HSBC協賛のInternational Public Speaking Competition 2011(以下、IPSC)の参加報告をさせて頂きます。

まずは、日本から本大会への参加のために尽力して下さり、またご多忙の中スピーチの指導にご協力頂いた日本英語交流連盟の皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。皆様にはスピーチの指導だけでなく、これから国際社会を生きる上で不可欠なものの考えや、新たな視点をご教授いただきました。

5日間のプログラム期間中には、コンペティション以外にもワークショップや市内観光等を行い、時間の短さを感じさせることのないほど、中身の濃い充実した時を過ごすことができました。

コンペティションの結果についてですが、Heatラウンドで敗退となってしまいました。しかしながら自らの伝えたい思いを心の底から発信でき、また同時に各国のライバルのメッセージの力強さを感じ、世界の壁の高さを痛感いたしました。また、ESU Japanの方々からご教授頂いた“3つのKey Words”を念頭におくことの意義を体感することがありました。といいますのも、What is the secret of Japan’s calmness even after being affected by the disaster?という質問を受けた際、「日本人の国民性」、「自然災害に対する備え」そして「グローバルコミュニティからのempathy」という3つの鍵を軸に回答することができました。日頃のコミュニケーションの際にも自分の思いを簡潔に、だけれども確実に相手に伝えるための最良のメソッドを、本大会に参加することで身をもって体感致しました。

今回の経験は、私にとって一つのターニング・ポイントにもなったような気が致します。
それは相手に思いを伝達することの難しさとやりがいを感じただけではなく、世界50か国以上の強豪と日々の生活を共にしたことで、いかに自らの視野が狭く、国際的感覚を欠いていたかを気付かせてくれる経験となったからです。グローバルスタンダードの高さを知ることで、常に外を見て日々を送ることの重要性に気が付きました。これから学業を終え社会に出た後、今回の大会で出会った素晴らしい仲間と共に歩き、そして戦っていくためにも今一度しっかりと気持ちを入れ直し、自らを研磨していこうと強く感じました。

 この貴重な体験を支えて下さった皆様に再度心より御礼申し上げます。またJNSA基金の更なる発展のためにも、来年度以降も本大会へのご支援、ご指導賜ることができましたら大変幸いに存じます。誠にありがとうございました。


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出発前にはESUJオフィスで特訓!(沼田会長・縣副会長・JNSA小谷理事長)

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English Club@丸の内カフェ

7月19日(火)丸の内カフェでのEnglish Clubが再開となりました。
震災の影響で3月、5月が中止となったためなんと1月以来です。
この日はまた関東にも台風が近づきつつあったのでやや心配いたしましたが
お蔭様で大した影響もなく、会場も満席となりました。
今回のゲストスピーカーはティモシー ミントン氏。英国出身で1980年代から日本の大学で
教鞭をとっておられ英語学習の著書も多数出版されています。
『日本の英語コミュニケーション教育に必要なのは?
~ネイティブスピーカーからみた日本の英語教育における盲点』
というテーマでお話いただきました。
目下の日本の英語教育はリスニングとスピーキング重視の傾向となっていますが
ミントンさんは、そのせいか昨今の日本の学生の英文ライティングや読解力が落ちていることを
危惧されています。
例えば、何かを「依頼」する時にも英語でも言い回しによって丁寧さが現れます。
が、、、実際には「生徒」が「先生」に依頼するメールとは思えない。。。ような事例も
多々あると具体的なパターンなども示して解説くださいました。
正直なところ”ドキッ!”と冷や汗でしたが、まさにネイティブスピーカーの観点からの
わかりやすいお話はとても参考になりました。
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Roudoku Club Vol.16

7月14日(木)日本教育大学院大学にて会員向ランチタイム月例プログラム、
Roudoku Club(第16回)を開催しました。
今回は半年振りの第3回「おさらい会」です。
今年1月~6月に学んだ教材『雪女』(小泉八雲)、『檸檬』(梶井基次郎)、
『オツベルと象』(宮沢賢治)などの中から、各自好きなパートを選んで
1人2分~2分30秒以内で英語朗読のプレゼンテーションをしていただきました。
今回は14名が発表に挑戦しましたが、前回にも増して声色やトーン、間の取り方など
それぞれ工夫を凝らしての力の入った発表で、とても楽しく聴かせていただきました。
震災直後のRoudoku Clubで取り上げた『雨ニモ負ケズ』を読んだ人、そして自分で
作品を見つけて皆さんにご紹介くださった方などバラエティにも富んでいました。
皆さん時間管理も完璧で、終了後一人つづにアドバイス&コメントをくださった
ガイド役のSusan Millingtonさんも充実した発表に大絶賛でした。
回を重ねるごとに全員で一緒に成長していることを実感します。
恒例により今回のBest Story Tellerを投票しましたが、大混戦!
結果は象のかわいい声色と、コメントが印象強かった鶴田孝俊さんが選ばれました。

Roudoku Clubは8月は夏休みとなりますが、また9月以降、新しい作品を
皆様と楽しく英語朗読していきたいと思います。9月の日程が決まりましたら
ご案内いたします。(のでしばしお待ちください!!)

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『オツベルと象』から朗読 鶴田さん         次点の福島さん。独自の作品を英語朗読f:id:esuj:20110714135114j:image:h180
前期終了おつかれさまランチ

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Luncheon Lecture: 堀田 力氏

7月4日(月)アークヒルズクラブにおいてESUJ Luncheon(卓話昼食会)を開催しました。
このプログラムは通常のESUJ企画とはやや趣向が異なり講師の方をお招きして他所では
うかがえないお話を、主に日本語でしていただきます。
今回は堀田 力(ほった つとむ)氏をお迎えしました。堀田氏は検事としてロッキード事件を
はじめ長年にわたり数々の事件を担当され、退官された後は弁護士活動、福祉活動に力を注いでおられます。
今回のテーマは『日本の正義とアメリカのJustice』。
日本と米国の各国民が裁判に期待することの違いに始まり、日米の刑事司法の相違点、
アメリカの裁判を理解する上で必要な6つのキーワードなど、目からウロコのお話や
具体的事例を交えた明快な解説を気さくにお話くださり、まさに‘他所ではうかがえない’
貴重な、奥深いお話に引き込まれました。
堀田様にはそもそも3月にお話いただく予定でしたが、震災の影響で延期となり、
今回は満を持してのご登場、お蔭様で大好評でした。
因みにこの卓話会のもう1つの‘ウリ’はアークヒルズクラブの美味しいランチですが、
今回も季節感にあふれる前菜とメイン&デザートで、高層階からの景色と合わせて
つかの間、心もお腹もリッチ気分満喫のランチタイムとなりました。
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写真は思いっきり逆光で…すみません!

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特別講演:ウォレン駐日英国大使

ブログが少々ご無沙汰となってしまい失礼いたしました。
6月22日(水)総会に引き続きESUJ会員の皆様に向けて特別講演会を開催し、
ディビッド・ウォレン駐日英国大使にお話をいただきました。
ウォレン大使はESUJ名誉顧問でもいらっしゃいます。
テーマは『日英がお互いに学ぶこと』
日英両国は多岐な分野にわたり緊密かつ友好的な関係を築いています。
3.11の震災の際に日本の被災者が示した結城は英国人に感銘を与え、英国は
日本が必ず立ち直ると信じている、日本は国際社会に対してより積極的に働きかけて
いくべきである、リスクを回避するのではなく管理することにより変革に取り組むべきで
あると提唱されました。一方自国英国については、実は過去60年の間に劇的に変化し、
英国のアイデンティティーはモノカルチャーを脱して対立する様々な価値観を包含する
多様性とエネルギーに満ちた社会となってきていると話されました。
ウォレン大使がOxford大学に入学された際、当時のカレッジ学長が「このカレッジで、また
将来人生の場で人が君に言うことを鵜呑みにしてはいけない」とまず新入生に述べたことを
紹介され、日本が英国から学べるのはinovation, risk taking, creativity,そして
挑戦する意欲であるとのメッセージはとても印象的でした。
落ち着いたお話しぶりの中に鋭い洞察力と力強いメッセージが伝わる示唆に富んだ
ご講演でした。
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会長交代のお知らせ

6月22日(水)国際文化会館において年次総会を開催いたしました。
会員の皆様に2010年度事業報告・決算報告等を申し上げ承認いただきました。
またこの総会にて役員改選となりました。
そしてこの度、松平恒忠 会長が退任し
沼田貞昭 副会長が新たに会長に就任いたしました。

新役員等につきましても追ってご報告いたします。
新たなESUJチームを今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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松平会長は名誉会長へ         沼田貞昭 新会長

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Report~ESUJ Debate 2011 社会人ディベート大会~

改めて先日開催いたしました社会人ディベート大会レポートです。
ESUJ Debate 2011-社会人英語ディベート大会-
■日時:6月5日(日)
■会場:日本教育大学院大学(四ツ谷・麹町)
■主催:一般社団法人 日本英語交流連盟
■協力:日本教育大学院大学・株式会社 栄光

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朝から16組32名のディベーターが集合!熱心な観戦者も続々とお集まりくださり開会式は早くも熱気にあふれる。
f:id:esuj:20110605094343j:image:w180 本部ではくじ引き結果を反映させた予選対戦表を慎重に最終確認..

予選開始!
16チームが4グループに分かれて各2回ディベート。

ドキドキの初出場、昨年リベンジ、練習の成果、ぶっつけ本番の度胸、どこまで通じるか…

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午後3時半、予選結果発表!
各グループから勝ち進んだチームの結果、準決勝は
DOT Kingdom vs The Big Bang Theory Team JIC vs Saints
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発表する吉井トーナメントディレクター 肯定側・否定側はくじで決定
そしてMotionは,,,
This House believes that important cultural assets taken abroad
in the past should be returned to their country of origin.
過去に海外に持ち出された重要な文化財は本国に返還されるべきである。

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そして、2011年の決勝戦に勝ち進んだのはThe Big Bang TheoryとTeam JIC!
JICのReneさん、須藤さんは石の上にも3年,,,年々実力をあげて今年初ブレイク&ファイナルへ。
Big Banの木地さん、大庭さんは学生時代からディベーターで、その後もずっと実力keep & upに努める努力家。
ファイナルのMotionはThis house would tolerate “Yaocho (match-fixing)” in Sumo.
相撲界における「八百長」を許容する。
肯定側がどのように議論を構築するか、、、ちょっと難しいですね。

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迫力あるスピーチ、冷静な反論…熱の入ったディベートでした。
決勝戦の勝敗はオーディエンスボート…聴衆が判断をくだします。

そして、閉会式。
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日本教育大学院大学・株式会社栄光様に多大なるご協力をいただきました。
ジャッジの皆様にも一日大変お世話になりました。

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ESUJ特製優勝盾の行方は・・・吉井トーナメントディレクターの発表!
決勝戦は32票対65票で野党側に立ったThe Big Bang Theoryが優勝となりました!
おめでとうございました!!

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Chairman/Timekeeperで活躍くださった高校生
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ESUJディベート委員会社会人委員・・・全員ボランティアですが、このプロ集団あっての運営でした!
トーナメントディレクターを務めてくださった吉井薫さん、ありがとうございました。

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華々しいことはいたしませんでしたが、この社会人英語ディベート大会も今年で
第10回を数えました。
地道に継続してきた結果、ますます初参加者も増え、またジャッジの皆様からも
レベルの向上について多数のコメントが聞かれたことはとても嬉しいことでした。
多くの皆様のお力添えのお蔭で、今年も充実した大会を開催することができましたことに
心より感謝申し上げます。

Motionを含む大会結果はこちら

ESUJ社会人ディベートクラブも随時メンバー登録者を受付ています!
(実践的な英語力を身につけたい、気軽に参加したい、情報がほしいと思われる方はぜひお待ちしております♪)

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