連盟概要
設立と沿革・目的
日本英語交流連盟(英語名:English-Speaking Union of Japan 略称ESUJ)は、日本の人たちが国際コミュニケーションの「道具」としての英語に慣れ親しむようになることを目的として1998年10月に設立された非政治、非営利のボランティア団体です。ESUJは独立した日本の一般社団法人でありますが、1918年に英国で創設されたESU (English-Speaking Union)と密接な関係を保ち、世界の50カ国に存在するESUからなる国際評議会注のメンバーとしてESUのブランドの維持、普及に努めております。
ESUJでは(1)グローバル・コミュニケーターを育成するべく既に19年にわたり大学対抗ディベート大会、15年にわたり社会人ディベート大会を実施するとともに行政官・企業研修プログラムを実施し、(2)世代・職業を超えた学び合い、触れ合いのための講演会、会員向け英語プログラム、レセプション等を開催し、(3)ウエブサイトを通じて日本から海外への情報発信も行っています。
1998年10月 | 非営利、非政治のボランティア団体として日本英語交流連盟 設立 英語名:English-Speaking Union of Japan、略称ESUJ 英正道氏(元駐イタリア大使)が会長に就任 第1回大学対抗英語ディベート大会を開催(創立記念大会) |
2000年 5月 | ESUJ公開シンポジウム"国際語としての英語ー21世紀日本の挑戦ー" |
2002年 6月 | 第1回社会人ディベート大会を開催 |
2007年10月 | 創立10周年記念行事 English-Speaking Union 国際評議会(International Council meeting)東京開催 第10回記念英語ディベート大会を開催 ESUJ公開シンポジウム"非英語国における英語教育" |
2008年 6月 | 松平恒忠氏(元日本航空ロンドン支店長)が会長に就任 |
2009年 6月 | 一般社団法人 日本英語交流連盟 へ移行 |
2011年 6月 | 沼田貞昭氏(元駐カナダ大使)が会長に就任 |
2015年 ~ | 行政官・企業研修プログラムに活動を拡大 |
2017年 | 創立20周年記念行事 10月7・8日 第20回記念ESUJ英語ディベート大会 10日 公開シンポジウム"英語を使い世界に活路を開く" |
2019年3月 | HPDU Competition 2019: Co-sponsored by HPDU of Japan and ESUJ 第8回 日本高校生パーラメンタリーディベート 連盟杯 全国大会 3月24日(日)予選大会 3月25日(月)決勝大会 |
2023年6月 | 鈴木庸一氏(元駐フランス大使)が会長に就任 |
注:English-Speaking Union 国際評議会メンバー (2017年11月現在)
Albania, Argentina, Australia, Bangladesh, Belarus, Belgium, Bermuda, Brazil, Bulgaria, Canada, Chile,
China, Cyprus, Denmark, Estonia, Finland, France, Georgia, Germany, Hong Kong, Hungary, Iceland,
India, Italy, Japan, Korea, Republic of Latvia, Lebanon, Lithuania, Malaysia, Malta, Mauritius, Mexico,
Moldova, Mongolia, Morocco, New Zealand, Nepal, Norway, Pakistan, Philippines, Poland, Portugal,
Romania, Russia, Scotland, Serbia, Spain, Sri Lanka, Thailand, Turkey, Ukraine,
United States of America, Yemen
協賛企業・協力団体・特別会員リスト
定款(PDF)
ESUJ の活動
(1)グローバル・コミュニケーターの育成
ESUJは、伝統ある英国ESUと連携しつつ、日本におけるパーラメンタリー・ディベート普及のために先駆的役割を果たして来ています。パーラメンタリー・ディベート普及の輪は、協賛企業による支援も得て、毎年ESUJが開催している大学対抗英語ディベート大会、社会人英語ディベート大会を通じて、大学生から社会人、さらに高校生、教員にも広がり、定着して来ています。この分野でのESUJの社会的存在意義が認められるに伴って、英語コミュニケーション能力向上のための行政官、企業の研修プログラムも実施しつつあります。パーラメンタリー・ディベートは英語力のみならず、論理的思考力、課題発見力、問題解決能力、柔軟性と適応力などグローバル・コミュニケーターに求められる要素を育む活動であり、時代の要請に応えるものです。(2)世代、職業を越えた学びあい、ふれあい
英語に関心が高い方々向けのプログラムを、年間を通じて行っております。講演会や新設「学ぶシリーズ」、「朗読クラブ」、「会長との対談シリーズ」等会員が魅力を感じ、新しく入会を希望する若い世代にとってもメリットのあるプログラムの充実化を図っております。(3)対外発信活動
2000年以来、日本国内の多様な意見を海外に発信するための委員会を毎月開催し、ESUJウエブサイトの「日本からの意見」(JITOW)コラムに日英両語の記事を掲載しています。同コラム発足以来の掲載記事は500件近くに上ります。2021年度の詳しい活動内容 | 2022年度の詳しい活動内容 | |||
2019年度の詳しい活動内容 | 2020年度の詳しい活動内容 | |||
2017年度の詳しい活動内容 | 2018年度の詳しい活動内容 | |||
2015年度の詳しい活動内容 | 2016年度の詳しい活動内容 |
English-Speaking Union の歴史
English-Spaking Union (ESU) は英語を母国語とする諸国間の相互理解の促進と交流の活性化を目的として1918年に英国で設立され、2年遅れて1920年には米国でも設立されました。
その後は旧英連邦諸国の独立とともに、これらの諸国のESUも独立し、さらに、ドイツ、フランス等の欧州の非英語圏の間にも英語を通じて国際理解を促進する目的の独立したESUが結成されました。やがては世界各国でこの動きが盛んとなり、現在では50を超える国々でESUが結成されています。
各国のESUでは学生のためのディベート、スピーチ大会、ドラマコンテスト等の教育的慈善事業、英語教師の英国への派遣、最近の国際情勢に関する講演会の実施、若手音楽家や芸術家を養成するための奨学金給付、会員の交流と英語力の向上を目的としたセミナーの開催など、それぞれの国の事情やニーズに合わせて多彩なプログラムが実施されています。
また国際評議会のネットワークを生かして、国際大会の開催や、近隣諸国のESUの間での交換プログラム等も活発に実施され、各国のESUがお互いに協力しあいながら、それぞれの活動の充実に努めています。ESUJにも、毎年秋に開催している学生ディベート大会に英国の大学から優秀なディベーターが参加しています。 2017年の第20回記念ESUJ英語ディベート大会でも英国ディベーター達はジャッジとして参加し、さらにワークショップとモデルディベートを開催しました。
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